えさ箱に割れが発生

４つのえさ箱の一つに割れが出てしまいました。
一番お気に入りの形になった一つに小さな割れが出ています。
幸いにも裏までは割れていませんのでボンドで補修です。
上下に丸みを持たせた形状にした一つです。深さは自分の短い指には扱いやすそうな一つ。
使用しているサンドペーパーは３２０番です。



　　

最初に塗装する一つは深いのを選定しました。一番のお気に入りは最終の仕上げ予定です。
一つ目は漆ではない塗装で作ってみます。アンティークな塗装を予定しています。
最初に本体を塗装してほぼ仕上げた状態で蓋の制作へ進みます。

えさ箱の削り込み（ヤスリがけ）

竹の削り込みです。皮を削る時は慌てずに薄く削ります。
後で良い形に整形する範囲が取れるからです。
ヤスリは６０番次に１２０番この辺である程度の形を予測しておきます。
形状の整形はこれからなので薄くし削りすぎないように注意します。

　　

　　

念のため直角も確認をしながらの地道な作業

　　

　　

今回の２個は厚みをやや薄く、残り２個は丸みを多く持たせるために厚くしてみました。
まめに慌てず根気よく作業します。（短気な私の反省点）割れなど出ないことを祈りながら日々少しずつの要領で･･･仕上がりを夢見ることで楽しみ倍増!?

えさ箱の制作開始

去年の６月に乾燥を開始した真竹が思ったほど乾燥が進まずに９ヶ月がたちました。
制作経験は無いのですがチャレンジしようとやや中間の太さの竹を乾燥させました。
まずは皮を落として進めようとしましたところまだ乾燥がよく無い様子。
慌てずに皮むきしてさらに一週間ほど乾燥させました。後にヤスリをかけます。

　　

予定では４つ制作、多分失敗はするでしょうから塗装も形も微妙に変えてみます。
但しシーズンインになるので漆仕上げは慌てずにのんびりと進める予定です。
まずは一つを失敗承知で開始です。

世界に一つしか無い渓流魚の腑抜きナイフ

沢に行きた～～い。病もひどくなると苛立ちをを覚える始末
仕方がないのではあるが･･･私が忙しいのはこの時期なので･･･川の側に住んで
居ない限り渓流のシーズンはあっという間に終わってしまいます。

渓流魚の腑抜きナイフ
渓魚の味わいがさらに美味しくなるのは手作りだからなのでしょうか？



グリップに木瘤を使った小型のはらわた抜きを作りました。
ブレードは土佐の和式小刀（晶之作）を使用しました。
切れ味はとても良く感謝と祈りと共に渓流の魚を手早く裁けます。
当然使用後の乾燥と手入れは欠かせません。



小さい握りを作る上で木瘤はとても適しています。でこぼこがあり安定します。
自然の芸術で出来た瘤は木目もはっきり出ますしとても変わっています。
グリップにはもってこいです。模様を生かして耐水性を持たせるのに浸透性の防腐剤で何度もすりこみ、乾燥させてはたわしで磨き上げました。艶はバッチリです。

何度も握りの感触を調整しながら削り込み、親指、中指、薬指にあたる部分は握りの形状に合わせて丁寧に調整。



刃の取付は平らな所に無造作に置いた場合でも刃は当たらないように取りつけました。
また沢で使うのがほとんどなので革ひもを付けて小指に握り込んで使用します。
当然ですが右きき用になるので握った時にナイフ全体が緩やかなカーブを描くように仕上げてあります。

手入れは刃を洗い、良く乾燥させて防錆処理のオイル。
グリップはたまにステインをすりこみたわしで磨き上げます。



皆さんも渓魚用のマイナイフを作ってみてはいかがでしょうか？

禁漁時期のために竹の乾燥を開始しました。

作りたいものが仕上がるかは？？？ですが、公言実行で自分にプレッシャー（本音は楽しみ）をかけて良いものを作りたいですね。

　　　　

乾燥に失敗すると割れが出て良いものは作れません。実際は腕前の方が左右してると思いつつも乾燥のせいにしているだけ････ﾍﾍﾍ
乾燥は長い方が良いそうです。まず半年の乾燥を目標に竹を切りました。